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  • 2013.10.17 Thursday
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ゼーガペイン(1〜6話)

6話まで観たらハマると言われているゼーガペインを6話まで観たのでその感想。
ロボだけど世界系って、エヴァもラーゼフォンもそうでしたね。
哲学、論理学、物理学、量子力学が同時に出たら、それはもう世界系だと思いますw
実際哲学をちとかじれば、発生学みたいなところから量子力学に行っちゃうし、量子力学は逆に観測者云々のところから、自我とは何かみたいなところを経由して哲学や論理学に行っちゃうしみたいなことを、大学の先生も言ってましたけども。
 
18時の正統派SFロボアニメとして、レイズナー的なものを狙ったようなのですが、いかんせん商売っ気が足らずにBD化や映画化していないようです。
まー、エヴァは専売特許的なものがあるにしても、例えばラーゼフォンは出渕さんって名前があり、歌という題材と、それに合わせた菅野よう子さん坂本真綾さんってのがあり、そこでいろいろと商売が成り立つし、人に説明するにしても、沖縄のニライカナイって既存の題材に依拠しているために、なんとなく説明できてしまうというところがある。
歌の題材ってところでいうと、マクロスのメソッドと同じなんですけどね。
まま話が逸れましたが、正直伊東岳彦さん原作のロボは、漫画というか2次元向きで、あんまり三次元的なものは一般受けしないのかなと、これまでの作品のプラモの売れ行きなどを見て思ったりもするところがありまして(僕は好きだけども)恐らく投入した以上のリターンがなかったことが、BD化や映画の遅れになっているんだろうと思います。
 
でもって、6話まで何の知識も入れずに観ました。
ファーストシーンは張り手型の「なんじゃこれ!」って感じの始まり方をします。
ああ、ハートキャッチプリキュアの最初もやられるシーンですねそういえば。
で、視聴者は記憶を失った主人公(本人は失ったと思っていない)が記憶を取り戻す体験を追う形で、現実を認識していくというのが6話までの話。
とはいえ、視聴者が主人公と同じ条件で、情報が隠されたままそれをやってしまうと、6話までの伏線よりも、主人公が体験する戸惑いばかりを与えてしまうので、例えば時計の針が進もうとして進まなかったり、過去に飛んだりする描写を入れたり、メタ部分での情報の与え方もありました。テレビのニュースなんかも効果的に使ってましたね。
まーでも、言うなればラーゼフォンの東京ジュピターの中状態ですよね。
他の作品だと、このまま騙され続けていた方が幸せなんじゃないのかみたいな葛藤とか、そういうのもありますよね。マトリックスとか。
ただ、その「認めたくない現実」を突きつけられるのではなく、「思い出していく」というのが新しいといえば新しいんですかね。マトリックスも思い出すみたいなもんかな。
あと、組織に強要されないというのも大きいかな。エヴァもラーゼフォンも、基本乗りたくない子でしたからね。
キョウは乗ることが自然に思うというか、初めて乗るものではないというところが大きく違うところなのかも。
 
先輩と幼馴染のダブルヒロインは、まーガンダムにおけるアムロに対するララァとフラウというか、Zガンダムにおけるカミーユに対する強化人間とファの関係みたいな、そんな香りを漂わせつつ。
今後大きな進展があるのでしょう。

で、6話、あるいはその先に向けての伏線を丁寧に張って行くのですが、ままハルヒとかご覧になればわかるというか、時をかける少女を見ればわかるというか、時間モノと学園モノはとても相性がいいです。リピートされる時間と、そのリピートに気付くための素材と、気付かないだけの理由と、いろいろと用意できるんですね。そもそも引きとして、視聴者が同じ体験をするために共感を得やすい。
でもまぁ、ゼーガはあんまり「共感」というところでの学校の機能を使ってないですけども。ノスタルジーみたいなのを、(思い出しによるダメージ回避のために敢えて)排除しているところもありますね。
そういう意味では、6話で突き落とすのに向けて、視聴者への情報をもっとクローズドにして、学園生活をもっと楽しいものにということもできたかもしれないですが、いかんせん「思い出す」システムとの相性が悪かったんでしょうね。微妙に「現実」とリンクしている設定なので。なんとなく気付いているから浮かれられないというところが、随所から漂う感じが必要みたいでしたし。
 
マシンは、演出はいいのですが、ギミックが足りていないように思いました。
板野サーカスをやれとか、合体しろとか言うわけではないのですけれど、パンチ以外の見せ場が欲しいかなと。今後あるのかも。
 
母親の顔を見せない演出はいくつか理由があって、母という存在を物語に出したくない(その他大勢の一人にしたい)、その母親が今出てくると視聴者に知られたくない情報まで知られてしまう、そもそも存在しないの3つくらいになると思うのですが、今回は三番目ですかね。
これ、実は視聴者判断が難しくてゼーガでも直接説明台詞が入ったくらいなことです。
ちょっとこの辺の情報の出し方の違和感は、クロスチャンネルを思い出しました。
 
6話で情報が吐露されるのに向けて、そうなるように仕向けたシナリオはいいと思います。
情報を言わざるを得ないシチュエーションをドラマのなかで作ったり、気付き始めた現実というものをビジュアルで見せるための電車という装置を使うこともいいと思います。
「エンタングル」等の専門用語も、聞いていればなんとなくわかってくるという構成もいいです。
さらに、そこに込められた意味を「授業の内容」という形で説明にするなど、丁寧だと思いました。
日常パートでの発見というかリベールが、友人や保険医の会話などに忍び込ませられているというのもいいですね。
 
キャラのデザインも性格づけも、僕はプレーンで好きな感じですね。
格好も奇抜ではないし。
ピンク色の髪はいましたけれど。
なにげに、「人間とAIの境ってどこよ?」みたいな問いも投げられていて、どう回答出るか楽しみです。
大概回避されちゃうんだけどねw ちょびっつとかもそうだったけどw
 
ままそんなわけで、ミステリーがかったSFが好きな人は多分ずっぽりハマるんだけれども、生身の人間が熱く戦うロボが好きという人は見なくなっちゃうかもしれないし、専門用語がたくさんあるので小難しいやと思って切っちゃう人もいるだろうし、ちょっとマイノリティの魅力に溢れた作品なんじゃないかと思うわけですよ。できたはずの過剰な演出を敢えてしないことで、丁寧に作品を作っていった結果こうなったわけですし。
確かに、物語として斬新だし、衝撃的でいい設定なんですが、ゼーガはSRWにはおそらく絶対に参戦できないですよね。
 
僕はファーストシーン観て1話から面白そうだなと思ったんですが、大概張り手型のファーストシーンって過去にあったことか未来に訪れることのはずのことなわけですが、つまりはいつかそこに戻ってくることが約束されているわけです。
で、到達点と一話の日常風景がかけ離れていればいるほど、「どうそこに持っていくんだろう」と気になるというわけです。まま何度も使われている作戦ですけども。
そのお約束を信じられなかったり(たまに裏切りありますね)、一話から観なかったりすれば、また印象は変わってしまうのでしょうけれど、一話から6話まで通しで観ると、なるほど面白いなとなりました。
(余談ですが、最近のアニメは一話飛ばすと話が追えないとか仰る方もいましたなぁ)
ただ、今思い返すと何かもうひと演出あったらなーとか、設定がバッティングしなければなーみたいなことをちょっと感じます。
僕は設定をしっかり組んである話が好きなので、ゼーガみたいな話は好きですけれども、そうでない人とっては、そのテーマを表現するのに本当にそうしなくちゃいけなかったのかみたいな話にもなりかねないですし、テレビシリーズは、全体的な面白さももちろんですが、各話の面白さも追求しなくちゃですからね。
そんな諸々含めまして、7話以降が楽しみです。



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